脇のニオイは、個人差があるものなので、一概にいつからニオイが強くなる!とは言い切れませんが、一般的に第二次性徴が始まるころから男女ともにニオイが強くなると言われています。
という事は、小学校の高学年位からニオイが強くなる子が多くなってくるのかしら?
わきがのニオイであるアポクリン腺の発達が第二次性徴の時期に発達するのでニオイが強くなる傾向があるのです。
男女とも第二次性徴が現れる時期、順序、見た目、発達具合などには個人差がある。
第二次性徴の始まる時期は、女子の方が1年9ヵ月も早い。
第二次性徴の発現が始まるのは、平均して男子が11歳6か月、女子が9歳9か月[注 1]である。
個人差により前後1年半・誕生月により前後半年の差があり、4月生まれの早熟女子は小2前半・3月生まれの奥手男子は中1終わりとなる。
ウィキペディア様引用
もう一つ、子供の脇のニオイに関して親が気がかりなのが中学校になると部活に加入する必要がある子が増えてそれが運動部だった場合、汗をものすごくかくので心配が尽きません。
まだ中学生の場合、学校でのケアにも限界があります。
そして、周りからニオイの事でからかわれて場合によっては、
《いじめ》
の要因になることもあります。
本人も【脇のニオイ】が気になって学生生活に集中出来ない可能性があります。
そんな事を防ぐために出来る対策やおすすめの制汗剤をご紹介します。
体質により効果には、個人差があるのですが色々な物を試してお子さんにあった制汗剤が見つかれば少し安心感が沸きますし、お子様自身も部活や学生生活に《集中》出来ます。
部活では汗をかくのが当たり前!脇の汗を抑えるには!
学生時代に運動部に所属していた方なら分かると思いますが、運動部って(運動部に限らず、文化部でも汗を大量にかく部活もありますよね)本当に本当に汗だくになります。
わきが体質では無い子でも、汗臭くなるのは避けられません。
特に、男子の部室なんてドアを開けただけで《男臭》が漂ってきたものです。
ただ、普通(エクリン腺)の汗くささと
アポクリン腺からによる、わきが臭とは、質が違います。
しかも、日本人には、増えてきたとはいえ少数派なのでニオイが目立つこともニオイが原因のいじめに発展する要因だと思われます。
特に、女の子に関しては清潔志向が高まる時期でもあり
脇のニオイが気にならないタイプの子ですら、ニオイに気遣い皆が制汗スプレーを使って
汗のニオイ対策をしたり、口臭を気にしたりする時期なので
わきがのニオイがする子は、本当に冷や冷やして落ち着いて学校生活が送れない可能性もあります。
女の子は、手を繋いだり、くっついたり密着度が高くそれでニオイに悩んで相談に来られる親子さんも多いんですよ。陰口とかも多いので心配になりますよね。
部活での汗のニオイを抑えるには!?汗ふきシートが可能なら無香料で!
学校によって校則は、様々です。
私が中学生の時は公立の中学でしたが、一応制汗スプレーはOKで体育終わりや部室では、制汗スプレーの煙で曇るくらい皆撒いていました。
もし、制汗スプレーが可能だった場合・・・
わきが体質の子供は、避けた方が良いのが
香料入りの制汗スプレーです。
特に女子は、良い香りの付いたスプレーを周りの子が使っているので使いたがる可能性がありますが、正直、市販の制汗スプレーは、わきがの汗に対しては、殆ど効力を発揮しない場合が多くあります。
しかも、そこで香料入りの物を使うと
わきがのニオイとスプレーのニオイが入り交ざり最悪のニオイに変化してしまう可能性が高いのです。
なので、もし持参するとしたら【無香料】のものにしてください。
汗ふきシートは、禁止されている学校も多いと思いますが(これも、意味が分からない)
もし、大丈夫な場合は、【無香料】タイプがおすすめです。
汗ふきシートは、わきが臭には、とても効果的で脇の汗を一旦拭きとってからデオドラントを塗ることがニオイ防止に効果的なのです。
着替えを持っていければ安心!濡れタオルで身体を拭くのもおすすめ
制汗スプレーも、汗ふきシートも校則の厳しい学校では、持ち込みが難しい場合もあります。
そういう場合も、そうではない場合も一旦汗をかいた衣服には、汗が染みこんで
特に【わきが体質】の場合は、衣服に染み込んだ汗がニオイの原因になる場合も多いので
一旦、汗をかいた服を着ていると例えば、午前中に朝練で汗をかいた服が午後には、匂いが発生してしまうという事があるのです。
なので、ワイシャツにしろ、部活着にしろ替えの洋服を持って行けるとかなり安心感が出ます。洗濯や沢山買わないといけないのは、大変ですが汗のニオイを気にしながら生活するよりは、着替えを持って行けるように工夫できると安心です。
※それも厳しい場合は、朝練や通学の時のみ、綿の肌着を着て汗を吸い取らせて
(倍によっては、肌着に汗脇パッド付けて)トイレで肌着だけ脱ぐという手段も有効です。
わきがのニオイが付いた衣類は、通常の洗濯では、繊維の奥にニオイが残り次に着た時にニオイが再発生してくることがあります。(体温により温められてニオイが発生)
そういう事を避けるために、たまに下記のようなケアをすることをお勧めします。
↓↓↓
少し面倒ですが、これをするのとしないのとでは、お子さんが学校でニオイが発生する確率がかなり変わりますので、週に1,2度でも良いので(週末でも)出来ると良いですね。
そして、本当は、シャワーを浴びたいくらいですが、学校では無理なので
タオルを持って行き、水道の水で絞って身体(特に脇部分)を拭いてから着替えると尚効果的です。
脇は、アポクリン腺が多く集まる場所ですが、体質により胸元や陰部にもアポクリン腺が多くある子も居て、そういう場合は、胸元もタオルで拭いてあげるとさっぱりします。
部活前や終わりの時間にそういった時間が確保できると安心ですが、中々学生時代は
自分のペースで進むことも難しいので、そういう場合は、
【トイレの個室】
で、ささっと汗を拭きとることが出来ると良いですね。
子供の肌にも安心な制汗剤、わきがクリームはあります。
そういうものを塗り直すことが出来ればなお安心です。
こちらの記事では、1度塗ると1週間効果が持続するクリームと子供でも安心なクリームをご紹介しています。↓↓↓
部活の汗が心配!脇に汗をかかなければ臭わない!?
ともかく、部活中の汗は、止める事は不可能と言っていいと思います。
特に、夏なんて思い出すのも嫌なほど、炎天下の中、何時間も走ったり、筋トレしたり、
と恐ろしいほどの運動量です。これで、汗をかかないなんて人がいたら逆にびっくりする
レベルで汗ダラダラになります。
でも、わきが体質の人は、エクリン腺から出る汗とは別に、アポクリン腺から出る汗に悩まされます。
こちらは、出た直後は臭いませんが、少し経つと普通の汗くささとは違ったニオイを発生させます。なので、脇のアポクリン腺から出る汗をなるべく少なくするのがわきが臭を発生させないコツでもあるのです。
そもそも、わきが体質の場合、脇に沢山汗をかく【多汗症】を併発している人が多いのですが、そんな人に特に効果的なのが、脇の下の汗を止めてくれる制汗剤の存在です。
夜塗ったら次の日脇の下のベトベトが無くなってサラサラになったよ~
我が家の小学生の息子は、脇の下にすごく汗をかきやすいおそらく【多汗症体質】と思われますが、はじめてこれを使った時に、翌日には、効果が表れてビックリして学校から帰宅しました。
体質によっては、全然脇の下に汗をかかなくなる人もいるので一度使ってみる価値はあると思います。
とても、おすすめではありますが、アルコール成分が配合されているので肌荒れをする人もいます。肌が弱い方は、敏感肌用を使うかこちら↓↓(アルコールフリー)を使うと良いかもしれません。
※効果が強いのは、デトランスαの方ですが、デオエースも汗を抑える効果に優れています。
アポクリン腺は緊張すると活発になる!?
人間の身体には、エクリン腺とアポクリン腺がありますが、緊張した時や恐怖体験をした時などには、エクリン腺からも汗がどっと出ますが・・(冷や汗)
アポクリン腺の汗腺も刺激されてそこからも汗が出ると言われています。
学校生活で言うと
・進級、進学による新しい環境
・テスト
・発表会
・部活の試合
等も当てはまると思います。
なので、緊張した後やストレスがかかった後に
【脇の下がにおう】
という事が起こることが多いのです。
自宅でリラックスしている時や親しい友人と会っている時に脇のニオイがいつもよりしないという事を感じたことはありませんか?
緊張やストレスは、避けようがありませんが、自律神経の乱れを整えるだけでも汗をかく量なども変わってくると言われているので簡単にできる呼吸法などから始めると良いかもしれません。
どちらにしろ、汗をかくかも、周りににおっているかもという不安がストレスを呼んで
悪循環に陥る事もあるので、まずは、汗をかかない工夫、かいても臭わなくする工夫をすることで
【大丈夫】
と自信が付くことで段々と精神的発汗が減っていきます。
現代では、脇汗を止める、防ぐ方法は色々あります。
・ボトックス注射(脇の下に注射をして汗を止める効果は4から6ヶ月程度個人差アリ)
・レーザー治療(一回で制汗効果があるものもあり、数回行うものも効果は永続的)
・デトランスαなどの塗る制汗剤(海外製で効果は強い!2,3日は効果持続、人によっては、1週間持つ人も)
まずは、ニオイを出さないためにも脇汗を止める自分に合った方法を見つけるのが学生生活や部活をリラックスして行うコツです。
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